おもいがわざくら
株式会社 結城屋 工房思川桜
yffqn919@ybb.ne.jp
TEL 0285-39-1020

結城紬の織元 “工房思川桜”

基本工程を一貫して行っている
産地で唯一の工房

伝承の手技から生まれる“日本のよきもの”

本物にこだわりを持ち
原料素材を吟味し、制作に妥協せず
結城紬の原点を見つめると同時に
新しさへの挑戦<不易流行>
本気の物造りをしています。

新着NEWS
いつもご覧いただきありがとうございます。
♪*☆*♪令和7年1月21日(火)
更新
♪*★*♪
 

立春


今年は、2月4日から立春に入ります。
まだまだ寒い日が続いていますが暦の上では
春ということになります。

「東風」
コチ・ヒガシカゼなどと読みコチと読む場合
は「チ」は風の意味だそうです。
東風は春先に東方から吹いてくる風のことで
す。
菅原道真の歌にこんな歌があります。

〜東風(こち)吹かば にほいおこせよ
 梅の花 主(あるじ)なしとて
 春な忘れそ〜

藤原道真が太宰府に左遷されたとき邸(やし
き)の梅の花に別れを惜しんで読んだと伝わ
ます。

春を運んでくるように、時に冷たく時に柔ら
く吹く東風。
少しずつ春を感じられる風ですね。



 ボッチ上げ

約100gの真綿から手で細く引き出した糸を
1ボッチといいます。
1ボッチを2つに分け、枠に巻き取る作業を
「ボッチ上げ」といいます。

ボッチ上げにおはじきは欠かせません。
糸はオボケとよばれる丸い桶のなかにためて
いくので丸くまとまっています。
これを枠に巻き取っていく際に糸がからまっ
て上がってきてしまうのでおはじきを重しに
しておくのです。
重しは大切です。

ボッチ上げされた糸束は平に置かず竿に通し
て下げておきます。
そして次の工程は「薄糊つけ」。
糸の毛羽立ちを防ぐための作業です。
こうすることで真綿糸を保護し次の作業をし
やすくします。
薄糊は少量の小麦粉を水で溶いたものを糊に
します。

干して乾いたらトンボとよばれる木枠にかけ
て管に巻かれます。


真っ白な美しい糸の出来上がりです。
ここまではまだまだ序盤です。
やっと糸を染める準備が整いました。
職人さんのリレーはまだまだ続きます。































































































































































































































「さとちゃん」があなたを癒します

真綿(まわた)ってご存知ですか?
お蚕さんが作った繭を煮てほぐしたものです。
この真綿でさとちゃんを作りました。
真綿には心をおだやかにする効果があるといわれています。
なにかと疲れやストレスがたまる世の中ですが、さとちゃんを
さわっている時はほぅっとしていただけたら幸いです。

  重さ  10g
  シルク 100%
  使用方法 たださわっていてください
  1コ  550円(税込み)

令和5年12月をもちまして販売を終了いたしました。
お手に取っていただいた方、購入していただいた方誠にありが
とうございました。
























筑波山を望む鬼怒川のほとりにたたずむ工房


結城紬発祥の原点である小山市の絹(きぬ)地区で、風雪に耐えた古民家が工房です。


桜で染めたショールや結城紬の小物などを工房内で販売しております。
桜染めのショールは通常の流通には流していませんので、ぜひ工房にお越しになり、お手に取ってご覧下さい。(平日10時〜17時)

また、当工房は観光用の施設と違い、モノ作りの作業を日々行っています。
個人での見学はご遠慮頂いておりますので、何卒ご了承下さい。