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♪*☆*♪令和7年11月27日(木)
更新♪*★*♪
”幻想的な風景
”
少しずつ寒さが増してくるこの時期の風物詩
といえばイルミネーションがありますね。
さまざまな趣向をこらしたイルミネーション
が今年も輝く夜を演出しています。
2022年日本三大イルミネーションに長崎県佐
世保市の「ハウステンボス『光の王国』」、
北海道札幌市の「さっぽろホワイトイルミネ
ーション」、そしてここ栃木県足利市の「あ
しかがフラワーパーク『光の花の庭』」が選
ばれています。
冬の澄んだ空に映えるイルミネーション。
肩の力を抜いて楽しみましょう。
亀甲絣
結城紬の代表的な柄に【亀甲柄】というもの
があります。亀の甲羅のように六角形をして
いてその中心に十字がはいっています。
結城紬は絣(かすり)もようなので糸の状態
の時に柄になる部分を糸でしばり染まらない
ようにします。糸に点のように染まっていな
いところが無数にできます。
たて糸とよこ糸の両方にこの作業を行い、織
るときにたて糸とよこ糸の点と点を合わせ亀
甲柄になるように織り上げていきます。
柄のこまかさを表す用語があります。
反物の幅約38pの中に亀甲柄がいくつ並んで
いるか、ということなんですが
80亀甲
100亀甲
160亀甲
200亀甲
と表します。
当然、数が大きくなればそれだけ1つの亀甲は
小さくこまかくなります。こまかくなればな
るほど手間と時間を要します。
柄になる部分を糸でしばる箇所も増えますし
織る時にこまかい柄を合わせて織っていくの
で大変です。
色を3色4色と用いれば染色の回数も増えます
。そうして出来上がった結城紬はとても緻密で
美しい!
しかし残念ながら現在では職人さんの高齢化な
どにより160亀甲や200亀甲は産地でもとても
貴重なものになりつつあります。